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転職しやすい時期はいつ?効率的に転職したいならこのプランでいけ!




これから転職を考えているという人の多くは「転職には有利な時期があり、そのタイミングで転職すれば効率よく、良い転職ができる」と考えています。

そこで、今回は転職に有利な時期について解説します。

※写真はイメージです

現役転職エージェント

[取材協力]
福田陽平さん
某大手転職エージェントに勤務する現役の転職エージェント。キャリアコンサルタントの資格を有し、これまで多数の転職をサポート。

新規求人数が多い時期が転職に有利?

転職に有利な時期=新規求人数が多い時期と定義することもできます。

単純にバッターボックスに立てる回数が多ければ多いほどヒットを打てる確率が高くなるというわけです。
しかし、データを見る限り単純にそうとも言えないようです。

参考に、平成29年1月~30年3月の転職状況をまとめた厚生労働省のデータを見てみましょう。

新規求人数と新規求職者の状況

厚生労働省「一般職業紹介状況[実数](除パート)」集計期間平成29年1月~平成30年3月

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厚生労働省「一般職業紹介状況[実数](除パート)」をもとに作成:集計期間平成29年1月~平成30年3月


このデータによると、新規の求人数が増えるのが9~10月、1~2月となっています。

「求人数が増えるのだから、この時期に転職活動をすれば有利なのではないか?」というと、実はそう単純でもありません。
なぜなら、この時期は新規の求人数も増えるが、求職者数も平行して増えるからです。
新規就職率(就職に至った割合※黄色の部分)を見ると、さほど他の月と変わらないような形となっています。

9~10月、1~2月に求人数が増えるのは、4月から年度が始まる会社が多いため、年度初めと後期のスタートのタイミングで中途採用するケースが多いからです。

とりあえず、この時期が転職に有利だとは一概には言えませんが、新規求人数が増えるという点だけを切り取れば狙い目とも言えます。

【関連記事】【自分に合った仕事の見つけ方】転職で失敗しないための実戦的テクニック

企業が中途採用するタイミングは3つに絞られる

前項で転職に有利な時期をデータから見てみましたが、良い転職ができるかどうかに時期はあまり関係ありません。
大切なのは、良い求人が出るタイミングを逃さないように常にアンテナを張っておくことです。


そのために、企業がどのようなタイミングで中途採用するのかをしっかり理解しておきましょう。
以下の3つのタイミングに絞られます。


転職にはタイミングが大切

退職者が出たとき

もっとも多いパターンが「退職者が出たとき」です。

病気やケガ、家庭の事情、結婚、人間関係や仕事が合わないなど、さまざまな理由で退職者が出るのが会社の常です。

しかし、このような補充要因の募集の場合、採用人数が1人、2人というケースが多く、応募できる期間も短いので、しっかりアンテナを張っていないとチャンスを逃してしまいます。

新規事業の立ち上げに伴う増員

会社として新規事業を立ち上げる場合、数人~十数人規模で中途採用をすることがあります。

このような「プロジェクト要員」の求人の場合は、即戦力になる人やマネジメント経験を持つ人が求められる場合が多いです。

業績好調による増員

特にベンチャー企業では、業績がグングン伸びて人手が足りなくなり、中途採用を積極的におこなう場合が最近では増えてきています。

この場合も複数人数を募集するケースが多いですが、将来性があり、現に業績を伸ばしている企業は人気案件なので、すぐに求人枠が埋まってしまう傾向があります。

良い転職をするためのベストプランは?

ここまでのお話しで、求人数が多い時期はあるが必ずしも転職に有利とは言えないことや、企業が中途採用するタイミングはその時々であるということがわかったと思います。

先にも述べたように、良い転職をするためには常にアンテナを張っておくことだと思います。
アンテナを張る
自分にとって“良い求人”が、いつどのタイミングで出るかは誰もわかりません。
ですので、求人が多い時期に照準を合わせて効率的に転職活動しようとするよりも、今出ている求人をしっかりチェックすることが最重要と言えるのはないでしょうか?


また、ぜひおすすめしたいのは、現時点で出ている求人で気になるものがあったら積極的に応募していくことです。

転職をしようとする人の中には、失敗を恐れてなかなか求人に応募しない人も多いです。選び抜いた数少ない求人に応募したところで、採用されるとも限りませんので、興味度が60~70%くらいはあるなと思ったものに積極的に応募していきましょう。

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