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抜け毛そのものに対策を講じても無意味!大切なのは新しい毛の育て方




抜け毛対策をしても無意味!やるべきは発毛サイクルの正常化

大前提として、抜け毛の本数は1日あたり100本ほどだと言われています。

ただ、抜け毛の多い夏から秋かけてはそれ以上の本数が抜けますし、抜け毛が少ないとされる春先は100本以下で済むかもしれません。

しかし、いつもより抜け毛が多いと感じると、髪の毛の総本数が減ってしまうように感じて、なんとか対策して抜け毛を減らそうとする人はとても多いです。

確かに薄毛になる人は、薄毛が表面化する前の一定期間中に抜け毛が急増する傾向があります。
ただ、この現状は「抜ける毛」そのものに問題があるのではなく、毛穴内部で控えている新しい毛に問題があるのです。


それを説明する上で、毛が生え替わるサイクルをまず知ってもらう必要があるので、少々お付き合いください。

まず、新しい髪の毛は、すでに表面に出ている髪の毛の毛穴の深層部分で熟成され、スタンバイしています。
毛穴内部
表面に出ている毛が成長期、退行期を経て休止期に入り寿命がくると、毛穴の深層内部で待機していた新しい毛に押し出されるようにして毛が生え替わります
ところが、薄毛が表面化する人の場合は、待機している新しい毛が毛穴内部で育っていないため、古い毛が押し出されず、頭皮に刺さったままの状態になっているわけです。
ですので、頭皮に何らかの刺激(摩擦やカラーリング、ストレスなど)が加わると、刺さっただけの毛はスッと抜け落ちてしまうのです。

これが、薄毛が表面化する前に抜け毛が多くなる理由です。

ですから、問題なのは抜け毛ではなくて、新しい毛が育たない環境が問題なのです。

では、新しい毛が育たない環境を改善していくには、何をしたらよいのでしょうか?

産毛が育つ体をつくるために自律神経を整えよう

新しい毛が毛穴内部できちんと育ち、毛の生え替わりを正常化させて頭髪の総本数を維持するためには、いくつものことを改善していく必要があります。

その中でもっとも大切といっても過言でなないのが「自律神経の正常化」です。
薄毛対策をする人の多くは、頭皮や髪の毛の状態ばかりを気にして、それをケアしようとするのですが、髪の毛はそもそ体の内部で作られ、その後、表面に出てくるものですから、おおもとの「体の内部」を整えなければ本当の意味での改善は見込めないのです。
自律神経とは、運動神経とは違い、ヒトの意思が介在せずに働く神経。

自律神経は交感神経と副交感神経の2つありますが、このうち前者の交感神経は早朝から夕方にかけて活発になる神経。

その交感神経と入れ替わるように夕方から翌日の早朝にかけて活発になるのが、副交感神経です。

副交感神経が活発になると、その刺激により体内では成長ホルモンが分泌されます。

この成長ホルモンは、体の傷んだ組織を修復したり、新たに作ったり、成長させる働きをするため、成長ホルモンが分泌されやすい環境下では毛も育ちやすいのです。

ですから、毛穴内部に待機している毛を成長させて髪の毛の生え替わりを正常化させるためには、副交感神経を優位にしてあげればよいということになります。

しかし、現代社会はストレスが多く、副交感神経がなかなか活発にならない人が多いです。

ストレスは副交感神経を押さえつけ、交感神経を活発にさせてしまうからです。

ストレスを上手に解消する術を身に着けよう

「ストレスをため込むとハゲるよ?」よく耳にする言葉ですが、あながち間違いではありません。

前項でも述べたように、ストレスは毛が育つために必要な成長ホルモンの分泌を抑制してしまうからです。

とはいえ、ストレスの多い現代社会でどのようにストレスを解消していけばよいのでしょうか?

確かにストレスのすべてを解消するのは難しいかもしれませんが、最低限これからお話しすることを実践してほしいと思うのです。
ストレスは交感神経から副交感神経への切り替えを妨げるのですが、この切り替え作業は自分でおこなえるのでぜひ実践してください。
もっともおすすめなのは、入浴時に湯舟に浸かる習慣をつけることです。

お湯の温かさの中でホッと息をつくと神経の緊張がほぐれ、一気に副交感神経を活発にすることができるのです。
湯舟
この時に、お湯の温度は少し高いくらいの温度、38~41度くらいがよいと思います。

この温度であれば、頭皮に汗をかくことができ、血のめぐりも非常によくなります。

もし湯舟に浸かれない環境であるなら、少し熱めのお湯を少なくとも5分以上、ホッと息をつきながら体全体が十分温まるまで体に流してください。

入浴時に副交感神経を活発にしたら、その後は意識的に日中のイライラや心配事を考えないようにし、就寝するようにします。

このときに、イライラや心配事を思い出したり、スマホを操作したりテレビゲームなどをしたりすると、交感神経が再び活発になってしまうので要注意です。

まず4ヶ月実践することが大切

これまで、新しい毛を育てるために必要な副交感神経の活発化を引き出す方法をお話ししてきましたが、これを習慣化することはとても大切です。
毎日入浴時に副交感神経を活発化させ、就寝する習慣を保つようにすると、ストレスをため込みにくくなっていきます
髪の毛の生え変わりは個人差がありますが、だいたい4ヶ月くらいの周期です。

ですので、まずは4ヶ月間、副交感神経を入浴で呼び込むことを実践してみてください。

湯舟に浸かること自体は、直接的に発毛につながるわけではありませんが、副交感神経を呼び込み成長ホルモンの分泌を促進するという観点からは、非常に薄毛対策に効果的です。

ぜひ、実践してみてくださいね!